Feeling at じもと

フィーリングを観てきました。
チケットには7時半としか時間が書いてなかった。7時半会場-8時前座開始-8時半前座終了-9時開演くらいかと見込んで9時少し前に会場に到着。前回のバッドリーは300人くらい入ったら一杯になるような小さなライブハウスだったけど、今回はもっとずっと大きい会場。


中に入ると人が一杯。東京近辺のライブハウスに例えるなら川崎チッタくらいか。3000人くらいいそう。年齢層は10代から30代くらいまで。若い女の子同士で来ている姿が目だつ。
9時過ぎに会場が暗くなる。会場が興奮で沸き立つ。曲が流れ始める。

コーラスが終わると,聞き慣れたドラムのイントロ。"I Want You Now"からスタート。みんな背が高くて前が見えない…。
"パーッパラッパ・・・" ・・・キー低くしてる!ちょっとがっかり。それにしても周りの女の子達の興奮ぶりが凄い。"I love you!"とか"We love you!"とか叫んだり。こんなアイドルみたいな扱いなんだ?ボーカルがちょっとトムクルーズっぽいから?

日本人としては平均身長のはずだけど、会場が混みきっていて全く見えない。しょうがないので目をつむって音に集中してみる。が、今まで聞いたライブの中で1,2を争うくらい音響が酷い。ギターの音はこもるし、ボーカルが聞こえずらい。なんてこったい・・・。


それでもみんな歌いまくる。"Never Be Lonely"は会場中、手を左右に振りながら大合唱。

途中で"ラジオスターの悲劇"をやる反則技を織り込みつつ、アルバムの曲を一通りやって10時半に終了。結局、私は周りの熱狂ぶりに押されたような形で最後まで今ひとつ乗り切れず。なんだか負け気分で会場を後に。いやこんなポジティブなバンドだと思わなかったんだよ。もっとWeezerみたいな後ろ向きな感じだと勝手に誤解してたけど、実際はQueenみたいに元気で前向きで、ちょっとナルシスティックなバンドでした。もちろんパフォーマンスは良かったです。正直言って、音響が酷過ぎてあんまり音楽を楽しめなかったのが残念。


今月末にPrimal Screamを同じ会場で観る予定なんだけど、はたして音響は大丈夫なんだろうか・・・。激しく不安だ。